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3階建て住宅での注意点について

こんにちは、TAFです。
毎月1回暮らしや住まいに関するコラムを掲載していきます。
今回は前回に引き続き、住宅地の区分けに関連する話題です。
厳しく住宅の環境が定められた区画でもモダンな3階建てに住みたいというあこがれがある方も多いかと思います。
今回はそうした3階建て住宅での注意点についてお話します。

■3階建て住宅のメリットとデメリット
3階建て住宅にはメリットとともにデメリットもあります。
メリットとしては
・狭い土地を有効活用できる
が挙げられるでしょう。
デメリットとしては
・間取りなどを工夫する必要がある
・階段などでのフロア移動が増える
・都市計画法の用途地域に合った基準を考える必要が出てくるなどです。
引き続き以下で3階建て住宅の市計画法の用途地域にあわせる必要のある事柄について見ていきましょう。

■日照の確保
第一種低層住居専用地域や第二種低層住居専用地域などでは、その他の第一種中高層住居専用地域以降の住宅地より住宅の環境を守る為の基準が厳しく定められています。
高さのある建物が建つことで近隣の住宅への日照が遮られることを防ぐために高さ制限が設けられています。
第一種低層住居専用地域では建物の最も高い部分が10mを超えると日影制限の対象となることがあるため、3階建ての住宅を建てようと考える場合工夫が必要になります。
また自身の建物についても採光の工夫が必要になります。

■容積の問題
土地には建ぺい率というものが定められています。例えば建ぺい率100パーセントとされている100平方mの土地に2階建てを建てる場合、1階が50平方m(50%)と2階が50平方m(50%)の面積の建物が建てられる、といった形です。
これは近隣の住宅などとの密度が過密になりすぎて防災上の問題が起こらないように定められているためで、区画の用途などによって変わっています。
また建ぺい率50%から130%という形でさだめられており、高さの問題だけでなく、この建ぺい率にもどういった3階建てが建てられるかに影響が出てきます。

■安全性の確保
軒の高さが9m、または軒上のものを含めた高さが13mを超えると安全上構造計算をしっかりとする必要が出て来ます。
また排煙計算や3階部分に非常用進入口を設ける必要などもあります。

■間取りの注意
容積の問題のところでも触れましたが、間取りについても工夫が必要です。例えば2階建ての住宅以上に階段のレイアウトに気を使わないといけないでしょう。
下層のフロアへの採光も考える必要があるかと思います。
その中で吹き抜けの構造を取り入れるのも悪くはないかと思います。吹き抜けは部分は基本的には建ぺい率には含まれないものになります。
快適な生活の導線と明るく健康的な空間確保、こうしたことにイメージを広げることもマイホームを建てる上での楽しみではないでしょうか。

いかがでしたか。
考慮することも多いですが、マイホームへのイメージを広げることで一回り楽しい住宅を手に入れることが出来るのが3階建て住宅です。
あわせて土地選びの時点からのしっかりした知識も必要となりますので、不動産・住宅建築などの総合的な相談が出来るハウスメーカーへ相談しながら選んで頂くことをおすすめします。
それでは次回コラムもお楽しみに。

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